2021年2月17日水曜日

ナーサディーヤ・スクタ - リグ・ヴェーダの創造の賛歌

2021年2月18日

ナーサディーヤ・スクタ - リグ・ヴェーダの創造の賛歌

https://www.blog.achyuttiwari.com/nasadiya-sukta-the-hymn-of-creation/



1. それでも非存在も存在もありませんでした、

それは空気もなく、それを超える空間もありませんでした。

それは何に覆われていたのでしょうか? それはどこにありましたか? 誰が保っていたのでしょうか?

深淵にある宇宙の流体が存在していたのでしょうか?


2. その時、死も不死もありませんでした。

夜と昼の灯火もありませんでした。

ただ一つの存在が息を潜め、自己維持していました。

その時、ただ一つの存在があり、他には何もありませんでした。


3. 最初は暗闇に包まれた暗闇だけでした。

全てはただ光の届かない宇宙の水だけでした。

それが現れたただ一つの存在は、無に包まれていました。

最終的に、知識の力によって生まれました。


4. 最初に、それに欲望が下りてきました ―

それが原初の種であり、心の中に生まれました。

賢者たちは知恵で心を探求しました

それによって、存在するものと存在しないものは親族であることを知っています。


5. そして、彼らは宇宙の間に綱を張り巡らせました。

上には何があったのか、下には何があったのかを知っています。

創造の力が強大な力を生み出しました。

下には力があり、それを超えて衝動がありました。


6. しかし、結局、誰が知っているでしょうか、そして誰が言えるでしょうか、

全てがどこから来たのか、創造がどのように起こったのか?

神々自体も創造より後に現れた存在ですから、

誰が本当にそれがどこから生まれたのかを知っているでしょうか?


7. 全ての創造がその起源を持つ場所から、

創造主、それを形作ったかどうかにかかわらず、

最高天から全てを見渡す創造主、

彼が知っている — あるいは彼自身も知らないかもしれません。