2021年2月18日
ナーサディーヤ・スクタ - リグ・ヴェーダの創造の賛歌
https://www.blog.achyuttiwari.com/nasadiya-sukta-the-hymn-of-creation/
1. それでも非存在も存在もありませんでした、
それは空気もなく、それを超える空間もありませんでした。
それは何に覆われていたのでしょうか? それはどこにありましたか? 誰が保っていたのでしょうか?
深淵にある宇宙の流体が存在していたのでしょうか?
2. その時、死も不死もありませんでした。
夜と昼の灯火もありませんでした。
ただ一つの存在が息を潜め、自己維持していました。
その時、ただ一つの存在があり、他には何もありませんでした。
3. 最初は暗闇に包まれた暗闇だけでした。
全てはただ光の届かない宇宙の水だけでした。
それが現れたただ一つの存在は、無に包まれていました。
最終的に、知識の力によって生まれました。
4. 最初に、それに欲望が下りてきました ―
それが原初の種であり、心の中に生まれました。
賢者たちは知恵で心を探求しました
それによって、存在するものと存在しないものは親族であることを知っています。
5. そして、彼らは宇宙の間に綱を張り巡らせました。
上には何があったのか、下には何があったのかを知っています。
創造の力が強大な力を生み出しました。
下には力があり、それを超えて衝動がありました。
6. しかし、結局、誰が知っているでしょうか、そして誰が言えるでしょうか、
全てがどこから来たのか、創造がどのように起こったのか?
神々自体も創造より後に現れた存在ですから、
誰が本当にそれがどこから生まれたのかを知っているでしょうか?
7. 全ての創造がその起源を持つ場所から、
創造主、それを形作ったかどうかにかかわらず、
最高天から全てを見渡す創造主、
彼が知っている — あるいは彼自身も知らないかもしれません。