2024年8月30日金曜日

定義されていない現実:土星/海王星の年(2023-2028)

2024年8月31日

定義されていない現実:土星/海王星の年(2023-2028)

https://www.ladycazimi.com/blog/saturn-neptune-conjunction-pisces-aries




全体的に見て、2020年代は混乱の中で幕を開け、この先の10年間のどの時期よりも激動の時代となる可能性が高い。土星と冥王星の合に続いて、土星と天王星のスクエアが立て続けに起こったことで、私たちの「普通」という感覚は完全に崩壊してしまったと言ってもいいだろう。


しかし、10年代の中盤には、珍しい惑星配置が待ち受けている。すべての外惑星が完全なセクスタイル(60度の調和的な配置)を形成するのだ。この配置はS.J.アンダーソンによって「バスケット」と名付けられている。ただし、例外がある。土星と海王星は、このバスケットの中で合(コンジャンクション)を形成する。


歴史的にも象徴的にも、土星と海王星のアスペクトが「心地よい時代」をもたらした例はほとんどない。しかし、2026年の土星・海王星の合は、このバスケットの一部として機能する。つまり、物事は単独では起こらないということだ。周囲の文脈が重要なのである。土星と海王星は約5年間にわたって同じ星座に滞在し、その間、私たちが知っていると思っていた世界の境界を曖昧にし、信念の危機をいくつももたらし、現実が変容する不気味な谷の中で、私たちを漂流させることになるだろう。しかし、2026年のこの合は、天上における最も動きの遅い惑星たちが、異例の安定した、協調的な形で集合する特別な瞬間に組み込まれる。まるで天空における「巨人たちの国連会議」のようなものだ。


私が思うに、この時期は多面的なものになるはずだ。土星・海王星の時代は、強烈な試練の時であると同時に、新たな可能性の扉が開かれる時でもある。幻想の崩壊と、信じるに足る何かを見出すことの両方が同時に起こるだろう。失われた理想の葬儀であると同時に、新たな抽象的基盤を築く瞬間にもなるはずだ。おそらく、現実そのものが未定義の状態となり、恐ろしくもあり、同時に刺激的でもあるような時代になるのではないかと思う。



タイムライン

現在終わりを迎えているサイクル

前回の会合周期の開始:
1989年(土星と海王星の合 / 山羊座)

開始のスクエア:
1998-1999年(土星 / 牡牛座、海王星 / 水瓶座)

オポジション:
2006-2007年(土星 / 獅子座、海王星 / 水瓶座)

終了のスクエア:
2015-2016年(土星 / 射手座、海王星 / 魚座)

1989年は歴史的に重要な年だった。ベルリンの壁が崩壊し、天安門広場での暴動が発生し、南アフリカのアパルトヘイト終焉への正式な道筋が1990年に始まった(このとき、まだ土星と海王星の合の影響が続いていた)。当時の既存の境界や分断(=土星)は、浸食され、溶解していった(=海王星)。痛みを伴う歴史の終焉を祝う一方で、過渡期の不確実性と混乱もまた共存していた。そして、共産主義の歴史も、この時期に重要な節目を迎えた。

1999年、上弦のスクエアの時期には、世界が変わりつつあるという感覚が再び広がった。人々は「1999年のように騒ごう」(すなわち、Y2Kによる世界の終焉に備えた)というムードに包まれた。1998年にはGoogleが誕生し、2000年にはプーチンが選出された(このときもスクエアの影響があった)。ナイジェリアでは軍事政権が終焉し、新たな政府が樹立された。コソボ紛争が勃発し、終結したのもこの時期であり、コロンバイン高校銃乱射事件も発生した。この事件では、逆行する火星が土星と海王星とTスクエアを形成していた。

ハリケーン・カトリーナとその壊滅的な影響は、土星・海王星オポジションの正確な形成に向かう過程で発生した。この時期には、TwitterとTumblrが誕生し、初代iPhoneが発売された。サダム・フセインが処刑され、東欧の多くの国がシェンゲン協定に加盟し、ベナジル・ブット元パキスタン首相が暗殺された。そして、米国ではサブプライム住宅ローン危機が始まった。

2015-2016年の下弦のスクエアの時期には、スタンディング・ロック・スー族とその支援者たちがダコタ・アクセス・パイプラインに抗議した。トランプが当選し、Brexitが可決された。デヴィッド・ボウイやプリンスといった著名人がこの世を去った。また、2016年は「ポケモン GO」の夏でもあり、拡張現実(AR)が一般社会に浸透した年でもあった。


2020年代と新たなサイクルの始まり

土星と海王星の同居(魚座): 2023年3月 - 2025年3月
土星(魚座)、海王星(牡羊座): 2025年3月 - 2025年5月
土星と海王星の同居(牡羊座): 2025年5月 - 2025年9月
土星と海王星の同居(魚座)再び: 2025年10月 - 2026年1月
海王星が牡羊座へ移動: 2026年1月26日
土星が牡羊座へ移動: 2026年2月13日
土星・海王星の合(牡羊座0度): 2026年2月20日
土星と海王星の同居(牡羊座): 2026年2月 - 2028年4月

土星・海王星の合が15度以内の範囲にある期間: 2024年3月 - 2027年5月

まとめると、この歴史的な局面は2023年から2028年にかけて展開し、特に2024年から2027年にかけて土星・海王星のテーマが強まる。そして、2026年2月に前のサイクルが終わり、新たなサイクルが始まる。


既知の喪失、希望の喪失


土星と海王星は、多くの点で相反する性質を持つ。土星は冷厳たる現実を象徴し、事実の真実と限界の永久凍土であり、既知と未知の境界を示す(実際、かつて土星は肉眼で見える最も遠い惑星であり、したがって「既知の宇宙の境界」の象徴とされていた)。一方、海王星は霧や霞のような存在で、暗示にかかりやすく、私たちの投影を忠実に反映する蒸気のようなものだ。理想、夢、幻想といった無形のものを司る。

土星と海王星が交わると、両者は互いをある種の形で打ち消し合う。土星は海王星の幻影を厳しく精査し、事実確認を行い、その虚構を暴く。一方、海王星は土星の確実性を侵食し、まるで海が岩を溶かしていくように、その確固たる現実を曖昧にしてしまう。つまり、過去の幻想から目を覚ますと同時に、もはや何が本当に現実なのか確信が持てなくなる、というプロセスが進むことになる。しかし同時に、抽象的なものに具体的な形を与え、いわば「海王星に形を持たせる」、つまり夢を現実に引き下ろす過程でもある。

リチャード・ターナスは『コスモスとプシュケー』の中で、土星と海王星の時代は、宗教と科学の認識論的対立(さらには対立する政治勢力間の対立)が激化し、懐疑論が広がる時期であることが多いと指摘している。例えば、チャールズ・ダーウィンは1809年の土星・海王星の合のもとに生まれ、1925年のスクエアの時期にはスコープス裁判が行われた。ニーチェが「神は死んだ」と宣言したのは、1881-82年の土星・海王星の合の時期である。

一般的に言えば、土星・海王星のテーマは「真実と幻想を分けること」「幻想や欺瞞に向き合うこと」「実現しなかった理想を葬ること」だ。しかし、それは単に幻想を葬ることだけではなく、むしろ自らの理想を徹底的に体現することで、その理想を現実化することでもある。この時期には、夢の終焉が訪れることもあれば、3次元の現実に魂を吹き込むように夢を形にするための労力が求められることもある。そして、この点に関しては、「期待 vs. 現実」のミームを思い出さずにはいられない。それは、1921年の風刺漫画にまで遡る概念でもあるのだから。


左側:「フラッシュ撮影されたときの自分のイメージ」右側:「実際の自分の姿」



土星・海王星の時代は、士気が低下する時期でもある。ターナスはこう述べている。「土星・海王星の時代には、集団意識の微妙で広範な暗転が生じる傾向がある。それは漠然とした、診断の難しい社会的な不調として現れることもあれば、深く落胆させる出来事や悲劇的な事件への直接的な反応として現れることもある。」

歴史上、今と同じように、土星・冥王星のアライメントの後に土星・海王星の影響が続いた時期がある。たとえば、9.11やイラク戦争の後にブッシュ再選とハリケーン・カトリーナが起こった時期がそうだ。ターナスはこう説明する。「前の時期に炎のような出来事と冷酷な暴力によって力を得た反動的な構造は、その後の時期に水のような出来事と慈悲的な関心によって弱体化し、あるいは解体されていった。戦争の際、土星・海王星のアライメントは、戦争の後期と重なることが多い。この時期には、身体的・精神的な疲弊、幻滅、士気の低下が――しばしば双方において――支配的になる。」

現在の世界情勢を考えれば、この流れはウクライナ戦争にも影響を及ぼすだろう。また、同時多発的に進行している「終末」のさまざまな形――それでも多くの人々が仕事に行き、小さなメールを送り続けなければならない状況――にも関係している。(パンデミックの最中であり、気候崩壊の最中であり、パンデミック/気候崩壊/迫りくるファシズム/エイリアン襲来が複合した状態でもある。)思い出してほしい。これは1989年に始まったサイクルの終焉なのだ。ベルリンの壁が崩壊し、資本主義が共産主義に勝利したと象徴的に宣言されたあの年に始まったサイクルが、いま終わろうとしている。本当に、その理念は世界にとってうまく機能していたのだろうか?

今回の土星・海王星の時代が特に際立っているのは、土星と海王星がこれほど長く共存するという点にある(通常であれば、両者が相互作用するのは2〜3年程度にすぎない)。さらに、この合は黄道の最後の星座(魚座)から最初の星座(牡羊座)へとまたがる形で起こる。そして、正確な合の瞬間は牡羊座0度で発生する。まさに「オメガがアルファへと流れ込む」、蛇が自らの尾を飲み込むような構造になっているのだ。

土星が魚座にある時代は、何かの終焉を感じさせるだろう。そして、「絶望、崩壊、幻滅」の要素が強くなるのはこの時期ではないかと私は考える(それに対して、土星が牡羊座に入ると、残骸を拾い集め、試行錯誤の段階へと移行する。新しいパラダイムのもとで、旧来のルールがもはや通用しない現実をテストしていく時期になるだろう)。

土星が魚座を進む時期は、多くの点で2011年に始まった「海王星魚座時代」のフィナーレとも言える。これは、「オズの魔法使い」が実はカーテンの裏に隠れたただの男だったと気づくようなものだ。この10年間の幻想のツケが回ってくる時期であり、ゆっくりと溶解していく現実の共通認識がもたらす苦い結末の時期でもある。

「個人アルゴリズムのインターネット」は、現実との関係をより分断されたものにし、「何が信頼できるのか」という問題に直面させた。2010年代はフェイクニュースが氾濫した時代であり、AIやディープフェイクの進化により、それはさらに悪化する可能性が高い。情報バブルの時代において、「事実」は複数の異なる形で共存するが、それらは互いに交わることなく孤立している。この状況の中で、土星が牡羊座に入ることで「強制リセット」が起こるのか、それとも共有されていた世界が無数の個別の銀河へと崩壊していくのか。それが問われる時代となるだろう。



現実は、まだ決まっていない


とはいえ、少しの疑念はむしろ良いことなのかもしれない。わずかばかりの懐疑心こそが、最後には私たちを救うのかもしれない。土星と海王星が黄道の最初の度数で「既知」と「未知」の融合を示している今、それはまるで、これまでの常識が通用しなくなり、かつての謎が具体的な形を持ち始める瞬間のようだ。

牡羊座の土星は、まるでパンク・ロックのような土星だ。牡羊座にある土星は「フォール(減衰)」の状態にあり、それはまるで彫像や建造物が崩れ落ちるようなものだ。土星が牡羊座にある時、人々はもはや古いルールや権威の声に耳を傾けない。そこでは「神も支配者もいない」。私たちは、ほとんど完全に構造が失われた荒野の中にいる。しかし、それは同時に、新たな構造をDIYで作り出せることも意味している。牡羊座の土星は、「自分で考え、自分で行動する」感覚をもたらす。それがワクワクすることなのか、それとも選択肢が他にないからそうせざるを得ないのかは、人それぞれだろう。

もし木星の支配する星座である魚座における土星が、「信念の浸食」と「信仰の危機」の時代だったとするなら、火星の支配する牡羊座における土星は、それに対して「行動を起こす」時代となる。ここからは、「祈りや思索だけではもう足りない」と言う段階に入るのだ。絶望に抗うとは、ただ希望を持つことではなく、別の方向へ向かうために能動的な一歩を踏み出し、より確かなものに希望や精神性を根付かせることなのかもしれない。


注目すべき関連タイムライン

共産主義とロシア

占星術の伝統において、土星・海王星の周期は共産主義の歴史やロシアの重要な転換点と深く関係していると広く認識されている。

『共産党宣言』 は、1846年の土星・海王星の合の直後(まだ土星が海王星のオーブ内にあった時期)に発表された。実は、1848年 は、土星と海王星が魚座で共存していた最後の年でもある。

その後、1917年 の土星・海王星の合の年に ロシア革命 が勃発した。続く 1952年と1953年 の合の時期には、スターリンの死朝鮮戦争の終結(これにより南北朝鮮の分断が確定)が起こった。さらに、1989年 の土星・海王星の合の年には ベルリンの壁崩壊天安門事件 が発生した。そして、そのわずか2年後の 1991年ソビエト連邦は崩壊 した。

この歴史的パターンから考えれば、次回の土星・海王星の合もまた、これらの歴史における新たな転換点と一致する可能性が極めて高い。それは、過去と同等か、それ以上の規模の出来事となるかもしれない。

気候危機

私自身の研究では、土星・海王星の周期は気候危機の歴史とも顕著な相関がある ことがわかった。ただし、単に天候そのものではなく、それに対する人間の対応という側面においてだ。

1988年 は、地球温暖化に対する社会の関心が大きく変化した転換点と広く認識されている。この年の夏は観測史上最も暑く、ある科学者が「99%の確率で地球温暖化は進行している」と米国議会で証言した。そして、1989年(土星・海王星の合の年)には、国連が「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)」を設立 した。

1997年(土星・海王星の上弦のスクエアの約1年前、すでにオーブ内)には、世界初の温室効果ガス削減の国際協定である「京都議定書」 が採択された。

2006年(土星・海王星のオポジションの年)には、アル・ゴアの『不都合な真実』が公開 され、同年、中国が米国を抜いて世界最大の二酸化炭素排出国 となった。

2015-16年 の下弦のスクエアの時期には、オバマ政権が米国を「パリ協定」に参加させた が、その1年後、トランプ政権が協定からの離脱を決定 した。

今、私たちはこのサイクルの終結点に立ち、新たなサイクルが始まろうとしている。この数十年の不十分な対応や失敗が、次に何を生み出すのか は非常に興味深い。

もうひとつ注目すべき点がある。土星と海王星(一般的に海を象徴する天体)の組み合わせは、土星が魚座にある期間と意味が重なる。どちらも水の汚染や水系感染症 と関連している。気温や海面上昇に加えて、海洋汚染が「土星魚座時代」の主要な課題のひとつになる可能性 も気になるところだ。

マスメディア、インターネット、24時間ニュースサイクル


ターナスは、土星・海王星の周期における「世俗主義 vs. 宗教」の対立 が、政治的な陣営やイデオロギーの分裂にも波及すると指摘している。「赤い州」と「青い州」、いわば対立する政治勢力が互いに「相手は幻想に取り憑かれ、自己欺瞞の中に生きている」と見なすのだ。水そのものが汚染されるだけでなく、公共の言論空間もまた、ある種の毒に侵されている

私の研究で見えてきたもうひとつのテーマは、近代マスメディアの歴史が、この土星・海王星の周期と深く結びついている ということだ。ケーブルニュースの誕生、特に24時間ニュースサイクルの登場 は、インターネットの情報バブルによるさらなる分極化の前段階となったと言えるだろう。土星・海王星のテーマには、「誰が現実を定義するのか?」「何が真実で、何が幻想なのか?」という問いが含まれる。

1980年6月(前周期の最後の下弦のスクエアの時期)、CNNが世界初の24時間ニュース専門チャンネル として開局した。

1989年(土星・海王星の合の年)には、CNBCが開局 し、さらにニューズ・コーポレーションが英国でスカイニュース(ヨーロッパ初の24時間ニュース専門チャンネル)を開局 した。このとき、ルパート・マードックは24時間ニュースビジネスの基盤を築き、1996年にはFOXニュースを立ち上げた。この1996年という年は、土星・海王星の上弦のスクエアの時期 であり、同時に米国で「通信法(Telecommunications Act of 1996)」が制定された。この法律により業界が規制緩和され、放送メディアは少数の大企業による寡占状態へと向かっていった。

さらに興味深いのは、2006年(土星・海王星のオポジションの年)に、Facebookが「ニュースフィード」を導入 したことだ。これは、ニュースの主な情報源が放送メディアからソーシャルメディアへと移行する転換点 となった。Facebookのアルゴリズムによる情報の選別・操作は、今後ますます影響を強めていった。ここで思い出してほしい。土星・海王星の上弦のスクエアの時期(1998-1999年)にGoogleが登場 したことを考えると、オポジションでは、iPhone、Twitter、Tumblr、Facebookのニュースフィード という、現代の情報エコシステムの基盤が一気に形成されたことになる。

これからの数年間で、どのような新たな情報のパラダイム が登場するのか、また、これまでのサイクルがどのように決着するのかは興味深い。もし私たちが「誰もがVRヘッドセットを装着する未来」へと向かっているのだとすれば、メディアは一体どこへ行き着くのだろうか?


長引くCOVIDの影響


ターナスは、「無気力な惰性、逃避と否認、精神的な麻痺、解離、肉体的・精神的な疲労、世界への倦怠感、慢性的かつ衰弱を伴う病気、感染症、ウイルス、ワクチン、診断の難しい精神・身体疾患」 を、土星・海王星の象徴的テーマとして挙げている。

彼は、前回の合の時期に慢性疲労症候群(CFS)が出現したと指摘しているが、より正確には、CFSの最初の正式な定義が発表されたのは1988年 だった。この点が重要に思えたので、さらに調べてみると、2006年(土星・海王星のオポジションの年)、CDC(アメリカ疾病予防管理センター)が全国的なキャンペーンを実施し、慢性疲労症候群の認知向上を図った ことがわかった。それは一般市民だけでなく、医療従事者にも向けられたものだった。

そして今、私たちは次の土星・海王星の合 を迎えようとしている。主要な医療機関は静かに、「感染者の10人に1人がロングCOVIDを発症する」との声明を発表している(再感染のたびにリスクが増す—しかも、これは比較的控えめな推計である)。よく知られていないかもしれないが、ロングCOVIDの大半はME/CFS(筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群)として現れる。これは2019年以前から存在していたウイルス後遺症の一種 であり、発症した人の多くは人生の最盛期に突然、深刻な障害を負うことになった。しかも、この病気は極めて研究が不足しており、社会的にも理解が進んでいない。一方で、世界の大半の人々はCOVIDを「ただの風邪」だと思い込まされている

すでに「私たちは大規模な障害発生イベントの真っ只中 にいる」という議論が広まっており、その健康面・経済面での最終的なコストは計り知れない という見解もある。残念ながら、土星・海王星の5年間が、ちょうどその直前に同じ星座で起こった木星の「宴」の後始末をもたらすというのは、理にかなっている。木星がパンデミックの規制解除や「COVIDの集団的な忘却・否認」とともに作用したのだとすれば、土星・海王星の時代はその厳しい現実に直面させることになるだろう。

ただ、このシナジーの中で、過去のサイクルが認知向上キャンペーンや医学的な文献への組み込みを促してきた ことを考えると、今回の合が、この病気の理解と治療に向けた新たな節目になる可能性 もあるのではないかと期待している。

最後に、歴史的な背景を踏まえた上で考えたいのは、「これほど多くの人々が病気で働けなくなった場合、より強固な社会的セーフティネットが必要とされるのか?」 ということだ。また、これまで労働力が週40時間以上の労働を前提としていた経済 は、見直しを迫られるのだろうか? もし気候危機がさらに加速すれば、私たちは「成長と利益至上主義」から脱却せざるを得なくなるのか?

とはいえ、こうした変化が起こるには、社会が一度「どん底」にまで落ちることが前提となる のかもしれない。そして、そこからの立て直しすらも、さらなる試練を伴うのだろう。

今のところ、私は2026年の「グレート・バスケット・アライメント」 に、このめちゃくちゃになった世界が少しでも均衡を取り戻すことを願うしかない。


翻訳:ChatGP-4o

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